DCR X-Analysis プロフェッショナルサービスの事例 エピソード⑩:DCR X-Analysis News<054>
株式会社第一コンピュータリソース
2019.9.4
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DCR X-Analysis メールマガジン NO <054>
第54回 業務コード体系の変更に伴う影響を把握したい
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◆◇◆ DCR X-Analysis News ◆◇◆
本年4月より、「DCR X-Analysis プロフェッショナルサービスの事例」というタイトルで新シリーズをスタートさせていただきました。
今回は『エピソード⑩ 業務コード体系の変更に伴う影響を把握したい』をお送りさせていただきます。
■業務コード体系の変更に関する課題
今回は,製品コード、部品コード、区分コード等のコード体系が変更された場合、それらのコードがプログラム内の条件文でコード値によりロジックを制御している等の影響箇所を特定したいという課題がテーマです。
■発生課題の例
以下のような課題が弊社のお客様では発生をしております。
- ①区分コード値の一部が変更され、そのコード値を使ったプログラムの修正を行ったが、影響箇所が特定できず多数の修正漏れが発生した。
- ②コード値の仕様がドキュメントとして整理されていないため、仕様と正確なコードの使用法が網羅的に把握できていない。
これにより枝番を付けた改変を繰り返し、メンテナンス効率を大きく下げることになった。 - ③マイグレーションにおいて、ドキュメントが最新ではないため、最新の現行のコード体系を明確にしたい。
■DCR プロフェッショナルサービスによる解決
DCRでは、プロフェッショナルサービスの一環として、X-Analysisの応用及びリポジトリを使用した「コード体系影響箇所の特定」と「コード仕様の分析支援サービス」を実施しております。
※このサービスはお客様の状況により、準備及び調査にかかる工数が異なるため、都度見積となります。
■「コード体系影響箇所の特定」及び「コード仕様の分析支援サービス」におけるX-Analysisの応用の例
<X-Analysisの応用>
X-Analysisのビジネスルール抽出機能を用いて支援を行います。製品トレーニングで機能を把握し、お客様自身で作業を進めることも可能ですが、コード体系の変更内容が広範な場合やコード仕様を整備されたドキュメントとして外部委託されたい場合にサービスを準備しております。
■お客様のサービス導入効果事例
- 非サービス企業:システムインテグレータ
- エンド顧客業種:流通業
- 規模:RPG 20,000本 FILE 7,000
- 課題:商品ID、得意先IDなど5種のキーフィールドの桁数変更における見積と見積通りの工程を実施。
※物理的に5つのフィールドではなく業務的に5種類のフィールド
■X-Analysisの活用範囲・内容と効果
通常、数か月かかる変更対象箇所の特定を2週間でDCRが実施、その箇所数に基づき、当該システムインテグレータが見積を実施した。競合企業の見積に対し、30%減でリスクなく提案でき、実装プロジェクトでは、ほぼ予定通りの実績で完了させた。
■次回予告
次回(2019/9/18号)は『ストレートコンバージョンによる移行先RDBMSへの影響を計りたい』をお送りいたします。
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知っていますか? X-Analysis製品価格は160万円~になりました。
詳しくはこちらまでお問い合わせください
https://www.dcr.co.jp/x-analysis/
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