従来の課題
世界の優秀な人材を低コストで活用できるオフショア開発は以前から活用されていました。
しかし最近では人件費の高騰やカルチャーの問題、担当者が頻繁に入れ替わるなどの問題から、
費用対効果が低下している傾向にあります。
オフショア開発における従来の課題
- ・人件費の高騰でオフショアのコストメリットが少なくなってきた
- ・オフショア側とカルチャーが合わず開発の進捗に影響が出ている
- ・担当者が頻繁に変わるため、そのたびにシステム内容を教える必要がある
ミャンマーラボとは?
新時代のラボラトリー開発
一定期間に技術者を最低保証
DCRでは新たなオフショア開発の選択肢として、海外子会社によるミャンマーラボをご提供しています。
1チーム5人体制のラボラトリーチームを結成し、一定期間の技術者を最低保証することで、
お客様の開発を支援します。チームを追加可能なため、大規模な開発にも対応可能です。
ミャンマーラボの特徴
-
1.他国を上回るコストメリット
オフショア開発先の中心となっている中国やベトナムを上回るコストメリットがあります。現在のオフショア先にプラスすることで、リスク分散を図ることも可能です
-
2. 日本人に近しい国民性
ミャンマーは親日国で、日本人に近しい国民性を持っています。そのため、仕事でのコミュニケーションが取りやすいと評価されています。
-
3.自社専用の優秀な人材を確保
一定期間、自社専用の技術者を確保できるため、開発の内容や仕様に習熟することができ、生産性の向上が期待できます。
ラボラトリー型の場合
ミャンマーラボの構築例
-
ステップ1
ミャンマーリーダークラスを御社に派遣
-
日本派遣契約により、リーダークラスのミャンマー技術者をお客様先に数か月間派遣します。開発プロジェクトに参画し、業務知識、業務用語、開発標準等を学び仕事の進め方を身に付けます。
-
ステップ2
ミャンマーでラボ体制準備
-
日本に常駐し仕事の進め方を理解したミャンマー技術者の半数をミャンマーへ帰国させ、ラボ体制を準備します。開発に必要となるスキルセットを持つメンバーを選定し、コミュニケーションツールや開発環境を整備します。
-
ステップ3
ラボチーム構築
-
帰国した技術者が、ミャンマーのメンバーへ必要な知識・ルールをレクチャーします。日本側に派遣している技術者をブリッジSEとして、お客様の指示を適切な形でラボラトリーチームへ伝え、綿密なコミュニケーションを図ります。
いきなりラボの構築例
1. テレワークが定着した今がタイミング
ミャンマーDCRは2020年3月より完全テレワークへ移行に成功しております。
テレワークが定着し、日本国内の作業ほとんどがテレワークで行えているお客様にお勧めです。
また、既に他国でラボラトリーのご経験があるお客様にもお勧めです。
派遣契約でミャンマー技術者を日本へ呼ぶより、低コストでラボラトリーチームを構築可能です。
-
- ・Yangon/Mandalayのテレワークによる地域融合、従来よりフレキシブルな要員構成が可能。
- ・グローバルレベルでのDX推進へ。
- ・VPN環境の全社員対応完了。
- ・通信環境対策として全社員に全通信キャリアのSIMカード配布、自宅のFTTxの契約促進。 ※会社が経費負担
2. テレワークを加速させるツール群
コミュニケーション機会が増加! 情報連携が密に! 会議の時間調整が楽に!
-
Microsoft 365 の有効活用
・Teams
様々なチャネルを用意し、情報の共有化・迅速化を図る
・Yammer
社内SNS、意見交換、情報発信
・Forms
社内アンケート、情報収集に活用
・SharePoint
各種資料・情報をクラウド化、社内サーバーと連携しバックアップ
・Outlook
基本社外対応、予定表、見える化、共有化
・PowerAutomate
メール整理、情報整理の自動化に活用
セキュリティポリシー
ミャンマーDCRは、テレワークに完全移行しました。それに伴い、テレワーク時のルールを整備しています。
またセキュリティリスクからお客様の大切な資産を損なうことがないよう、
社外・社内を問わずセキュリティポリシーを厳格に設定し、徹底しています。
-
- ・PC施錠保管、原則持出禁止
- ・ドメイン管理、SEPM、アクセス制御、VPNアクセス
- ・サーバーアクセス制御(PJメンバーのみ)
- ・定期的なパスワード変更管理
- ・固定IPアドレスによるお客様環境へのVPNアクセス可能
- ・定期的なウィルスチェック(毎日12:00MMT)
- ・最新ウィルス定義ファイルの定期自動配信
- ・会社所有PC以外の機器の業務利用禁止(個人デバイスの利用禁止)
- ・USB機器の接続ロック
- ・秘密保持契約書の締結
+テレワーク時のルールを整備
- ・場所:自宅のみ、第3者に画面が見られない場所で実施
- ・Free WiFiの利用禁止
- ・日次テレワークルール:勤怠報告、作業報告、残業申請
ラボラトリーチームの
オフショア以外の活用例
ASEANオンサイト支援
ラボラトリーチームをASEAN各国へ派遣し、オンサイトで開発を行います。渡航費用が安価なため、日本から技術者を派遣するよりも時間短縮とコスト削減が期待できます。メンバーは日本語、英語、ミャンマー語でのコミュニケーションが
可能です。
-
こんなお客様におすすめ
- ・多国籍で開発プロジェクトを実施している
- ・英語でのコミュニケーションが必要
- ・日本から派遣したが旅費のコストがかさんでしまう