新着情報
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X-Analysisと共にハンドメイド解析できます!
ハンドメイド解析で知りたいこと深堀りします ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
◆◇◆ DCR X-Analysis News ◆◇◆
はじめに、新型コロナウィルスに罹患された皆様、感染拡大により様々な影響を受けている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
また、罹患者数は減少傾向にあるものの気を引き締めて感染対策を実施していきたいものです。
永年使用してきたシステムは、肥大化、複雑化、冗長化している場合が多く、システムの品質を高品質に保つことは容易ではありません。ブラックボックス化や属人化の課題を抱えるシステムであれば尚更です。X-Analysisの持つ強力な機能は、IBM i業務システムのオブジェクトからソースコードに至るシステム資産を様々な資産解析の視点からの解析データを提供します。また、この解析データは、誰でも活用することが出来ます。
「IBM iシステムのモダナイズ」または「IBM iシステムのオープン化」を検討されている皆様にとって、X-Analysisの資産解析機能の有用性を解説した、参考となるバックナンバーを再構成して紹介させて頂きます。
◆X-Analysisの解析データを使用したハンドメイド解析
ハンドメイドな解析には、どのようなものがあるのでしょうか?
代表的なものを以下に挙げます。
①ソフトウエアメトリクス
広義では、「ソフトウェアの品質を数値化して確かめる」こととされ、ソフトウェア開発をさまざまな視点から定量的に評価したものです。
本メルマガでは、狭義として「サイクロマティックコンプレクス(循環的複雑度)」をご紹介していきたいと思います。
②ソフトウエアサイエンス
本メルマガでは、「ハルステッド」を紹介していきます。
これはプログラムの持つ情報量と理解の難易度を定量化する理論で、プログラムを命令とオペランドの系列ととらえて数値化をおこなう手法として使えます。
③メンテナンスインデクス
①②から求めることができる「メンテナンスのしやすさ」の指標数値です。
これは「設計情報の分析のしやすさ」や「マイグレーションのしやすさ」に読み替えることもできます。
④データベースメトリクス
データベースとプログラムのアクセス・操作関係を表現するCRUD情報 (Create,Read,Update,Delete)に加えて、フィールド数、アクセスパス数などをリスト化したものです。
⑤スクリーンメトリクス
スクリーン上のフィールドの数とデータベースフィールドとの関係数、ファンクションキーの使用数や標識の使用数などをリスト化したものです。
⑥サブシステムメトリクス
サブシステム間のプログラムの呼び出し数、データベースのアクセス数をリスト化し、サブシステムの独立性や結合度を測る指標とします。
⑦メトリクスを用いた類似性分析
上記、メトリクス値を基にプログラムの類似性を測ります。
⑧影響分析
現行システムにおける改善点があれば、その改修に伴う影響箇所数を調査しリスト化することにより、移行時における追加開発工数の見込みなどに利用できます。
⑨稼働・非稼働情報
実際使用されているリソースかどうかを稼働日で判断しリスト化したものです。
全ての測定値の基盤となるものとなります。
[稼働・非稼働情報レポート内容]
・資産規模
アプリケーション資産規模の母数を抑える。
・機能構成
アプリケーション機能の規模内訳を把握する。
・プログラム間及びルーチン間、他オブジェクトの関係性
PGM間の呼び出し関係とファイル、コマンドなどの関係を把握する。
・ファイルの関係性
ファイル間(物理、論理)の関係性を把握する。
・資産品質
現行資産の問題点を把握する(15の品質テーマによる判断)
・プログラム複雑性
プログラムロジックの複雑性を定量情報化する。
(プログラム全本に対して実施)
・冗長・不使用リソース
アプリケーション資産の冗長・不使用箇所を把握する。
※①~⑧は稼働リソースに絞ることが理想と言えます。(余分なものは省く)
◆DCR プロフェッショナルサービスによる解決
DCRでは、プロフェッショナルサービスの一環として、前述のようなX-Analysisの解析データを使用したハンドメイド解析である「定期棚卸サービス」及び「プログラム最適化・部品共通化サービス」を実施しております。
このサービスはお客様の状況により、準備及び調査にかかる工数が変わるため、都度見積となります。
◯「定期棚卸サービス」及び「プログラム最適化・部品共通化化サービス」におけるX-Analysis応用例:
X-Analysisの解析結果を用いて定期的にシステムの複雑度の診断を行います。診断結果において、負のスパイラルが認められた場合、その解決のための部品化、共通化、最適化の作業を受託業務として請け負います。
◇X-Analysisによる拡張資産分析やその他サービスについては、「IBM i (AS/400)解析ソリューション X-Analysis」をご覧下さい。
https://www.dcr.co.jp/product/x-analysis/
なお、「X-Analysis」製品に関するお問い合わせやご質問などございましたら、以下のメールアドレスやURLにて対応させて頂きますので、宜しくお願い致します。
本当にありがとうございました。
https://www.dcr.co.jp/product/x-analysis/
メールでのお問い合わせ。
E-Mail:X-Analysis-info@dcr.co.jp