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2021年10月13日
株式会社第一コンピュータリソース2021.10.13
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X-Analysisは業務システム変更を時系列に可視化!!
変更日時と変更内容を知りたい!! ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
□■□ DCR X-Analysis News □■□
はじめに、新型コロナウィルスに罹患された皆様、感染拡大により様々な影響を受けている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
永年使用してきたシステムは、肥大化、複雑化、冗長化している場合が多く、システムの品質を高品質に保つことは容易ではありません。ブラックボックス化や属人化の課題を抱えるシステムであれば尚更です。X-AnalysisのPTF分析機能は、業務システムの変更前後の状況を自動的に捉え、誰でも確認することができます。
●PTF分析機能
PTF分析機能は、変更後であるPTFリポジトリーと変更前であるベースリポジトリーとの比較分析および、それぞれの対象ライブラリーについても比較分析を行い変更情報を適確に表示します。
…例えば、外部委託した業務システムの改修案件の受入れ時に、対象ライブラリーについてのプログラムやファイルの追加を含む変更を全体的に把握できますので、改修案件に対する変更管理資料を確認しても、実際のオブジェクト等の状況と相違している場合が発生することがありますので、実際のオブジェクト等を確認・検査することで、誤改修による本番環境への反映を未然に防ぐことができます。
●PTF分析データとは、どのような情報をもっているのでしょうか?
以下にその項目を記述します。
①クラス(状況)
★クラス列に表示されるのは以下の項目です。
1.MODIFIED
= 通常ライブラリーに含まれるオブジェクトがカスタマイズライブラリーにも存在する。
2.NEW
= 通常ライブラリーにあるオブジェクトは比較元リポジトリーには、無いものです。
3.APPLY
= 通常ライブラリーにあるオブジェクトが比較元ライブラリーでも見つかりましたが、カスタマイズライブラリーには見つかりませんでした。
4.REFERS
= 通常ライブラリーのオブジェクトはカスタマイズライブラリーのひとつ以上のオブジェクトをリファレンスしています。
5.REFERENCED
= 通常ライブラリーにあるオブジェクトがカスタマイズライブラリーにあるオブジェクトからリファレンスされている。
②種類(オブジェクトタイプ)
③名前(オブジェクト)
④説明(テキスト記述)
⑤PTF変更日(変更されたオブジェクト変更日)
⑥ベース変更日(オブジェクト変更日)
⑦PTFソースファイル(カスタマイズされたソースファイル)
⑦ベースソースファイル(ソースファイル)
⑧PTFソースライブラリー(カスタマイズされたソースファイルのライブラリー)
⑨ベースライブラリー(ソースファイルのライブラリー)
⑩PTFメンバー(カスタマイズされたソースファイルのメンバー)
※通常ライブラリーは開発環境の受入れ先分、カスタマイズライブラリーは開発環境の受入れ元分となります。また、比較元リポジトリーは、本番環境を解析した結果となります。
◆PTF分析のまとめ
IBM i を使用する企業において、業務システムの改修案件を外部委託することは、往々にして有ることでしょう。この外部委託を行い納品時の受入れをすることへの不安は、いつも付き纏い緊張することと思われます。上述で記述したX-AnalysisのPTF分析機能を利用することで、変更管理が正しく行われているか否かを精査でき、更に本番環境への反映もスムーズに実施できます。
■次回予告
次回(2021/10/27号)はX-Analysisの機能ごとに詳細を解説をした第十弾『X-Analysisは業務システム変更箇所を瞬時に可視化!!』-「拠点毎にある同種業務システムの変更箇所を知りたい!!」を、お送りいたします。
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日本語表記対応で、更に使いやすくなったX-Analysisを是非ご検討ください。
IBM i 専用の可視化・分析ツールX-Analysisの、詳しい情報はこちらでご覧頂けます。
https://www.dcr.co.jp/x-analysis/
メールでのお問い合わせ。
E-Mail:X-Analysis-info@dcr.co.jp
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