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X-Analysis で何が見える化出来る?!業務の見える化は属人化を解消:DCR X-Analysis News<094>

2021.06.09

2021年6月9日

株式会社第一コンピュータリソース2021.6.9
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X-Analysis で何が見える化出来る?!
業務の見える化は属人化を解消 ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫

□■□ DCR X-Analysis News □■□

はじめに、新型コロナウィルスに罹患された皆様、感染拡大により様々な影響を受けている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

前号では、IBM i専用の可視化・分析ツール「X-Analysis」の動作環境、分析・解析対象、監査機能の概要を紹介させて頂きました。本号では、X-Analysisで何が見える化出来るかを、機能ごとに紹介させて頂きます。

X-Analysisのストラクチャーチャート機能は、業務システムの仕組みを任意のプログラムを起点として、ツリー構造で詳細に見える化します。

…例えば、バッチ処理でプログラムが異常終了した場合、X-Analysisのストラクチャーチャート機能を使用すれば、異常終了したプログラムの前後プログラムを瞬時に把握する事が可能で、リランポイント判定や復旧ファイルを特定出来るので、属人化の解消や運用作業効率アップが図れます。

■業務システムの見える化

1. ストラクチャーチャートダイアグラム
アプリケーション内で、別のプログラムにどのようにパスするかをグラフィカルに表示します。
これにより、プログラム・ツリー構造が分かり易く理解出来ます。また、関連ファイルを表示させて、プログラムとファイルの関係を表示する事も可能です。
一覧形式で表示させる事により、プログラム・ツリー構造の深さ(Depth)を明確化しますので、プログラムやファイルの関係性を調査する際の効率アップが可能となります。

★アプリケーション内で、オーバーライドによる上書きがなされているファイルに関しては、上書き構造を明確化します。

2. 逆順ストラクチャーチャート
グラフィカルに表示する機能はストラクチャーチャートダイアグラムと同じですが、プログラム・ツリー構造を逆順に見える化します。言い換えれば、特定のプログラムがどのように呼び出されているかを逆に辿っていきます。
これにより、起点とするプログラムから遡ってプログラムの関係性を調査する際の効率アップが可能となります。

3. 階層型ストラクチャーチャート
グラフィカルに表示する機能はストラクチャーチャートダイアグラムと同じですが、プログラム・ツリー構造を階層毎に見える化します。
結合テスト開始時において、テストケースを検討する際の効率アップが可能となります。

■ストラクチャーチャート機能の見える化詳細(抜粋)

・中心オブジェクトの任意選択
あらゆる種類のオブジェクトを中心に指定することができます。

…例えば、一意のプログラムやファイル等のオブジェクトを選択することにより、そのオブジェクトを中心としたストラクチャーチャートを簡単に見える化できます。
・オブジェクト呼び出し関係表示
プログラムやコマンドオブジェクトを中心に据えることで、その親子関係を表示します。呼び出し時に使用しているパラメータも表示されます。

…例えば、一意のプログラムやコマンドのオブジェクトを選択することにより、そのオブジェクトの親子関係を簡単に見える化でき、さらに使用パラメータもソースコードを参照すること無く確認できます。
・動的呼び出し対応
変数を使ったプログラム呼び出しに対応しています。

…プログラム内変数値やプログラム外変数値による動的呼び出しが行われている場合、リポジトリ解析時に動的解析対象として設定することでダイアグラム化し、静的呼び出しと遜色無いストラクチャーチャートを簡単に見える化できます。
★ストラクチャーチャート機能の他機能との連動
ダイアグラム上のオブジェクトを選択し、右クリックすることで機能の殆どを連動して使用することができます。
また、ダイアグラム上のフィールドやパラメータを選択することで、後の回でご紹介するアクセスパス表示、ファイルアクセス関係表示、フィールドサーチ、変数サーチなどの機能を連動して使用することも可能となります。

■次回予告
次回(2021/6/23号)はX-Analysisの機能ごとに詳細を解説をした第二弾『X-Analysisでシステム変更時の影響箇所を見える化!!』-「多岐にわたる影響箇所を瞬時に確認」をお送りいたします。

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日本語表記対応で、更に使いやすくなったX-Analysisを是非ご検討ください。

IBM i 専用の可視化・分析ツールX-Analysisの、詳しい情報はこちらでご覧頂けます。
https://www.dcr.co.jp/x-analysis/

メールでのお問い合わせ。
E-Mail:X-Analysis-info@dcr.co.jp

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