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IBM iのシステム可視化にはツール利用が最適?!システム可視化についてツール利用の考察:DCR X-Analysis News<092>

2021.05.12

2021年5月12日

株式会社第一コンピュータリソース2021.5.12
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IBM iのシステム可視化にはツール利用が最適?!
システム可視化についてツール利用の考察 ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫

□■□ DCR X-Analysis News □■□

はじめに、新型コロナウィルスに罹患された皆様、感染拡大により様々な影響を受けている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

前号では、IBM iを使用するお客様が抱える課題解決に対しての解として「システムの可視化が最大効果を発揮」することを述べさせて頂きましたが、本号ではシステムの可視化を実現するツール利用について、事例を基に考察させて頂きます。

■お客様事例
○お客様プロフィール

業種 流通卸会社
規模 約16,000本(CLP、RPG)
検討内容 現時点、IBM iを継続利用しながら オープン系への移行に関して計画中
○課題

①各拠点に設置された複数台のIBM iに分散され冗長化したシステムの、アプリケーション資産が把握できない。
②サーバー統合およびアプリケーションの最適化を実施し、IBM iを1台に集約したい。
③上記②の集約・スリム化を実施したリソースに対し、段階的モダナイゼーションの実施。
○課題解決の要素
課題解決には次の把握が必要となりますが、「システムの分析・可視化」により得る事が可能となります。

●稼働・非稼動リソースの把握
●冗長リソースの把握
●類似リソースの把握
しかし、手作業でこれらの可視化を行った場合、膨大な工数が掛かったり、均一ではない可視化データが出来上がる等の問題点が発生します。

■課題解決の問題点を取り除くためには、どうすれば良いのか?

次の工数やスキルが必要となります。

・ソースやオブジェクト間の関連性分析には、手間暇が掛かる(又は人手では不可能)。
・RPG、COBOL、CLPといったリソースを、均一に読み下す高いスキルが必要。
・読み下しのリソースが多ければ、膨大な工数が必要。
これでは、開発工程と変わらない作業内容となってしまいます。
工数削減と均一化されたデータ作りには「システムの可視化」に特化したツールに、頼る他は無いと考えます。それもIBM iに特化したツール利用がベストと考えます。

○ツールの活用範囲と活用方法

活用範囲 事例課題の①②における調査工程
活用方法
●稼働・非稼動リソースの把握
ツールのオブジェクト情報参照機能を用いて最終稼動日時情報を抽出し、閾値を決めて非稼動判断を行い整理する。
●冗長リソースの把握
ツールのリポジトリ比較機能を用いて、各拠点の相違・同一のオブジェクトを把握し、同一のものを対象として整理する。
●類似リソースの把握
ツールのソフトウエアメトリクス機能を用いて、アプリケーションソースコードの類似について評価された数値に基づき、類似分析を実施して最適化を図る。
◆前述をまとめると、事例の課題解決を人手で行えば、膨大な工数が掛かったり(又は人手では不可能)、均一な調査結果が得られないなどの問題点が発生する。
分析・可視化ツールを使用する事でリソースの読み下しは均一となり、分析に掛かる工数は実質ゼロになる。
その結果、調査作業が高品質で高効率となり、調査工程の大幅なコスト削減が可能となる。

■次回予告
次回(2021/5/26号)は、一推しのツール"X-Analysis"の概要を解説した『 X-Analysis とは?! 』-「 IBM i専用の分析・可視化ツール決定版!! 」を、お送りいたします。

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日本語表記対応で、更に使いやすくなったX-Analysisを是非ご検討ください。

IBM i専用の可視化・分析ツールX-Analysisの、詳しい情報はこちらでご覧頂けます。
https://www.dcr.co.jp/x-analysis/

メールでのお問い合わせ。
E-Mail:X-Analysis-info@dcr.co.jp

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