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X-Analysisはファイルも総合的に難易度自動判定!!忘れがち!!ファイルの難易度判定:DCR X-Analysis News<100>

2021.09.15

2021年9月15日

株式会社第一コンピュータリソース2021.9.15
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X-Analysisはファイルも総合的に難易度自動判定!!
忘れがち!!ファイルの難易度判定 ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫

□■□ DCR X-Analysis News □■□

はじめに、新型コロナウィルスに罹患された皆様、感染拡大により様々な影響を受けている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

お陰様で「DCR X-Analysis メールマガジン」が100号目を迎えました。
ひとえにいつもご愛読頂く皆様のお陰と感謝致します。
前号に引き続きX-Analysisで何が見える化出来るかを、機能ごとに紹介させて頂きます。

永年使用してきたシステムは、肥大化、複雑化、冗長化している場合が多く、システムの品質を高品質に保つことは容易ではありません。ブラックボックス化や属人化の課題を抱えるシステムであれば尚更です。X-Analysisのファイル難易度判定は、最新ソースコードにより自動的に難易度を数値化し誰でも確認することができます。

■ファイル難易度測定手法

1.データベースメトリクスとは
データベースとプログラムのアクセス・操作関係を表現するCRUD情報(Create,Read,Update,Delete)に加えて、フィールド数、アクセスパス数などをリスト化したものです。
…このデータベースメトリクスによって抽出された数値は、例えばシステム再構築の際、データベース開発工数見積の係数として、使用することで見積精度が向上します。
●データベースメトリクスとは、どのような情報をもっているのでしょうか?以下にその数値化情報を記述します。

① CRUD(Create,Read,Update,Delete)サマリー情報
(プログラム本数をサマリーした数値)
② フィールド数
③ 主キーの有無と数
④ 親ファイル、子ファイルの数(親子関係数)
⑤ 参照関係数
⑥ アクセスパス数
⑦ フォーマット数
2.データベースメトリクスの応用性

PFの定義、データ変更に伴う影響プログラム数の把握や、DDL化における見積の目安数値として利用することができます。
また、定期的に最新化したデータベースメトリクスを取得することにより、影響度の変化を把握し、リソース全体の複雑性を抑止する為の行動への判断材料としても利用可能です。

3.DDL化の目安数値としての追加しておいたほうがよい項目

DDL化の目安数値としては、X-Analysisはデータベースメトリクスの他に以下の項目も数値化してくれるので、数値を把握しておく事で見積の判断材料として利用が可能です。

① アクセスパスにおける SELECT/OMMIT設定の有無と数
② アクセスパスにおける JOIN設定の有無と数
③ トリガーの有無と数
④ 既にDDLで作成されているファイルの判定と数
◆ファイル難易度測定のまとめ

現在、多くの企業で行われているソースコードステップ数、オブジェクト数などから算出する見積工数では、上述で記述したデータベースメトリクスによる「難易度」が考慮されていない為、作業時の工数と乖離がありました。その結果、PJ開始後に追加工数(費用)が発生したり、スケジュール遅延の原因にもなっていました。これまで「難易度」の見える化は不可能でしたが、X-Analysisを使用することで、上述で記述したような「難易度」を見える化(数値化)することによって、精度の高い見積工数を算出する事が可能となります。

■次回予告
次回(2021/9/29号)はX-Analysisの機能ごとに詳細を解説をした第八弾『X-Analysisはサイズ変化を自動的に収集・分析・可視化!!』-「空き容量がいつも心配!?」を、お送りいたします。

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日本語表記対応で、更に使いやすくなったX-Analysisを是非ご検討ください。

IBM i 専用の可視化・分析ツールX-Analysisの、詳しい情報はこちらでご覧頂けます。
https://www.dcr.co.jp/x-analysis/

メールでのお問い合わせ。
E-Mail:X-Analysis-info@dcr.co.jp

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