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X-Analysisでシステム変更時の影響箇所を見える化!!多岐にわたる影響箇所を瞬時に確認:DCR X-Analysis News<095>

2021.06.23

2021年6月23日

株式会社第一コンピュータリソース2021.6.23
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X-Analysisでシステム変更時の影響箇所を見える化!!
多岐にわたる影響箇所を瞬時に確認 ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫

□■□ DCR X-Analysis News □■□

はじめに、新型コロナウィルスに罹患された皆様、感染拡大により様々な影響を受けている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

前号に引き続きX-Analysisで何が見える化出来るかを、機能ごとに紹介させて頂きます。

システム変更時において、改変作業時間の数倍の調査時間が掛かる場合が少なくありません。ブラックボックス化や属人化の課題を抱えるシステムであれば尚更です。
X-Analysisの影響分析は、対象システムの未経験者であっても、短時間で漏れなく影響範囲を特定することを指します。

■業務システムの影響分析の基本機能

1. オブジェクト影響範囲分析
プログラムなどのオブジェクト利用状況を、瞬時に分かり易く見える化します!
これにより、システム改修における影響範囲特定が、誰でも簡単に行うことが可能です。

2. ファイルフィールド(変数含)の影響範囲分析
対象となるフィールド項目をどのオブジェクトがどの場所で使用しているかについて、瞬時に見える化します。この見える化により、フィールド項目やプログラムパラメータ変更などの改変時に、影響箇所の絞り込み作業を大幅に削減し、人手による調査漏れを無くします。

3. アプリケーショングループ間の影響範囲分析
業務システムを生産管理や受注管理などのサブシステム単位で括り(仮想的なアプリケーショングループとしても設定可能)、サブシステム間のプログラムやファイルの呼び出し関係数を見える化します。この見える化により、業務システム改修時にサブシステム間の影響範囲を瞬時に把握できます。詳細分析については通常操作方法と変わりありません。

4. ビジネスルール分析
アプリケーションの修正時にビジネスルールを変更する場合は、キーワードによるソーススキャンだけでは影響箇所特定が漏れたり、工数が掛かる場合があります。
例えば、「顧客区分="1" の時、5%割引」などのプログラム上のビジネスルールが解析されているので、顧客区分の体系が変更になった際の影響範囲を、瞬時に検索が可能です。
X-Analysisは、完全にビジネスルールが一致するもの、条件は合致しているがその時の動作が異なるもの双方を検索するので、影響を受けるビジネスルールが明確に把握できます。

5. ソーススキャン
PC上で、IBM i のソースファイルの見える化が可能になるだけでなく、キーワードを設定された各ソースファイルで網羅的に検索し確認することが可能です。
これにより、IBM i 端末を使用したプログラム開発管理機能 (PDM)ユーティリティーを使用する、操作の煩わしさから解放されます。

6. データ辞書化
ソースメンバーで使用される変数やファイル項目を網羅的に変数として扱い、その使用状況や属性を抽出し辞書化することで、コードや区分などが見える化出来ます。
例えば、モダナイズを検討する際に、現行システムの区分設計書として活用できます。

■次回予告
次回(2021/7/14号)はX-Analysisの機能ごとに詳細を解説をした第三弾『X-Analysisで忖度なしのシステム問題分析!!』-「業務システム丸ごと自動分析」をお送りいたします。

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日本語表記対応で、更に使いやすくなったX-Analysisを是非ご検討ください。

IBM i 専用の可視化・分析ツールX-Analysisの、詳しい情報はこちらでご覧頂けます。
https://www.dcr.co.jp/x-analysis/

メールでのお問い合わせ。
E-Mail:X-Analysis-info@dcr.co.jp

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