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IBM iの課題を解決するには?!システムの可視化が最大効果を発揮:DCR X-Analysis News<091>

2021.04.28

2021年4月28日

株式会社第一コンピュータリソース2021.4.28
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IBM iの課題を解決するには?!
システムの可視化が最大効果を発揮 ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫

□■□ DCR X-Analysis News □■□

はじめに、新型コロナウィルスに罹患された皆様、感染拡大により様々な影響を受けている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

前号では、お客様より良くお聞きする「IBM iをこのまま使い続けても良いのだろうか?」というお声の理由や背景をお伝えしましたが、本号ではその解答として「IBM iの課題を解決するには?!システムの可視化が最大効果を発揮」を、解説させて頂きます。

■前号ではIBM iユーザの課題として、後継者不足、アプリケーションのブラックボックス化、アプリケーションリソースの肥大化について述べさせて頂きましたが、これらの課題を解決するためには、システムを可視化することが、課題解決の近道と考えます。

1.課題解決の要素
課題解決のための方策は、以下の様に整理出来ると考えます。

①可視化
最新のシステム状況を何時でも、誰でも簡単に照会可能にする。
(次号以降で詳細を解説させて頂きます)
②測定
アプリケーションリソースの様々な分析を、数値化して共通認識を可能とする。
(次号以降で詳細を解説させて頂きます)
③計画
①②の結果と業務的改善事項を基に検討した結果、現行システム改善が必要と判断した場合は、現行システム改善の計画を行う。
④実行
③の計画に基づき、現行システム改善プロジェクトをスタートする。
○①②で可視化の効果を検証し、必要と判断した際に③④を実践して全ての課題解決を行う。
2.最大効果を発揮するシステム状況の可視化
課題解決のために、可視化においては次の実現が必須と考えます。

①IBM iの最新リソース全てを可視化対象とする
バージョンの異なるソースファイルやオブジェクト(プログラム、ファイル等)を可視化する。
②スキルの異なるメンバーの拠り所になること
業務知識やIBM iのスキルの差異を越えて、協同作業を可能にする可視化であること。
③日々の運用に影響がない可視化環境であること
誰でも簡単な操作で、現行の運用作業に影響を与えない可視化環境であること。
○単に最新のシステム状況の可視化ではなく、全てを可視化対象として各メンバーの知見の格差を埋め、現行の運用作業に影響を与えない。
◆前述をまとめると、IBM iシステムの課題解決策は、最新の状況を誰でも簡単な操作で、個人スキルの差を埋める可視化環境を、現行運用作業に影響を与えることなく実現することが、最大効果を発揮すると言えるのではないでしょうか。

■次回予告
次回(2021/5/12号)はシステムを可視化するために、ツールを利用することの考察『IBM iのシステム可視化にはツール利用が最適?!』をお送りいたします。

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日本語表記対応で、更に使いやすくなったX-Analysisを是非ご検討ください。

IBM i専用の可視化・分析ツールX-Analysisの、詳しい情報はこちらでご覧頂けます。
https://www.dcr.co.jp/x-analysis/

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E-Mail:X-Analysis-info@dcr.co.jp

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