事例紹介

  • 株式会社第一コンピュータリソース オフショア ラボラトリー型開発 HP運用事例

    ソリューション オフショア
    サービス ラボラトリー型開発/ HP運用
株式会社第一コンピュータリソース(DCR)は、自社グループの中に「ミャンマーDCR」と「北京DCR」という、2つのオフショア会社を所有しています。自社ホームページの運用は、これまでオフショア会社との直接的な業務経験がなく、初めてオフショア会社と業務を行うことになりました。その背景には、ホームページのリニューアルに伴い、ホームページ運用業務を、ミャンマーDCRのラボラトリー型開発(ミャンマー DCR ラボ)に切替えることが含まれます。2022年5月に切替て1年が経過しましたが、大幅なコスト削減と柔軟な要員調整の効果が表れています。

【 ホームページ運用の現状と課題 】

現状ホームページ運用業務委託内容

DCRは、6年前にホームページ再構築を依頼した日本の制作会社に、ホームページ運用業務を委託しており、業務範囲と月額基本料金を定め、年間単位で契約しています。再構築を依頼した制作会社なので引継ぎも不要で、通常月は専任Web担当者1名を雇うほどの業務量はありません。ホームページ運用業務の範囲は、画像差替え(支給画像、フリー画像)、テキスト更新(支給テキスト)、軽微なレイアウト変更で、月額基本料金は依頼書15件までの対応となっています。業務範囲外や依頼書15件を超えた場合は、別途見積を取得し、作業を依頼。その見積金額が割高になることが課題として浮上しています。

一時的な体制強化や制作チームのマネジメント

また、通常は依頼件数が 15件/月 以内であるが、新年度開始直後や展示会が集中する月には、一時的に依頼件数が増加することがあります。さらに、業務範囲外の大幅なレイアウト変更を伴うページ更新、複数の新規ページ制作などが発生すると、一時的な体制強化や制作チームのマネジメントが必要となる。

ミャンマーDCRラボ活用でコスト削減

コスト削減を実現するにあたり、オフショア会社のサービス「ミャンマーDCRラボ」活用を検討。
ただし、次の課題解決がポイントとなる。
①支障なく業務遂行できるレベルの日本語能力
②小規模開発でも経費削減可能
③業務量が月によって増減するが、体制は維持できる
これら課題解決に向けて十分な評価と検討を行い、コスト削減と効率的な運用体制の確立を目指し、最適な選択を行っていきます。

【 ミャンマーDCRのご紹介 】

オフショア開発詳細画面①
会社名

Myanmar DCR Co.,Ltd.

設立

2008年7月14日

社員数

430名

ホームページ

https://www.myanmardcr.com

ソリューションメニュー

●アプリケーション/ソフトウェア開発
●BTOサービス
●モバイルアプリケーション開発
●スタッフ派遣
●Webサイト構築・保守
●ネットワークサービス

特徴

✓優秀な人材採用、毎年1,000以上の応募実績
✓入社前からIT技術・日本語などの人材育成
✓高い日本語スキル、社内公用語は全て日本語
✓ラボラトリ方式による開発品質の向上、お客様に応じた教育・OJT実施
✓DCRグループとのシナジー効果、商流の日本側での完結

【 ミャンマーDCRラボとは】

ミャンマーDCRラボは、ASEANで最も安価なオフショア開発費用を提供し、さらなるコスト削減を実現するサービスです。このサービスは一定期間(半年~1年間)の契約で、専任のITエンジニア(5名程度~)が開発を担当します。特徴的な点は、案件ごとの発注ではなく、専任の開発チームを確保して開発を継続的に行うことです。ただし、契約期間中に一定量の仕事を発注する必要があり、依頼する仕事が少ない場合は費用対効果が低くなることがあります。

ミャンマーDCRは、2020年3月から完全テレワークに移行しており、「いきなりラボ」というテレワークを活用したサービス提供を行っています。このサービスでは、客先に常駐する必要がなく、業務範囲と業務量に応じて月間基本料金が定められています。そのため、小規模な開発案件にも柔軟に対応することが可能です。

オフショア活用においては、円滑なコミュニケーションがプロジェクトの成功に欠かせません。
ミャンマーDCRでは、社内公用語が全て日本語(作業指示・朝礼・ミーティング・メール・TV会議)となっており、作業指示はお客様が直接ラボリーダーに行うことが可能です。これにより、日本語でのコミュニケーションによる円滑なプロジェクト運営を実現しています。
実際に何%のコスト削減に成功したのかは、次のPDF資料をご覧ください。
オフショア開発詳細画面②