VSSD保守サポート

Ver 1.8.5 リリースノート

2017.03.16

Verasym System Designer Ver 1.8.5を2017年03月16日にリリースしました。
今回のリリースでは、新機能1件と改善12件と不具合10件の修正をしました。
ぜひこのリリースバージョンをご利用ください。
内容については、以下をご覧ください。

リリースバージョン

クライアント Ver 1.8.5
APサーバー Ver 1.8.5
サイト管理 Ver 1.8.0
DBツール Ver 1.8.5

前バージョンからの変更内容

前バージョン(Ver 1.8.4)からの変更内容
クライアント

新機能

画面設計においてパネル設計ができるようになりました。パネル単位で設計されたものは、他の画面、パネル上に追加することができます。画面定義作成ウィザードの2ページ目で「パネル設計」チェックボックスをONにすればパネルとして作成できます。

1. 画面定義作成ウィザードの2ページ目で「パネル設計」をONにする。

※1:画面タイプがClientの場合のみONにできます。
※2:パネル設計のON/OFFはウィザード終了後は変更できません。

2. レイアウトの作成方法は従来の画面定義と同じです。

3. オブジェクトエクスプローラーからドラッグ&ドロップで他の画面上に追加できます。(パネルの上にパネルを乗せることも可)

※ドラッグするにはチェックインされている必要があります。

改善

  • テーブル定義のインデックス・制約タブで「外部キー制約」を追加できるようになりました。
  • 問合せ編集画面の「並び順」タブにフリー入力項目も追加できるようになりました。
  • ビューインポート時にコメント情報からビューの論理名を取得できるようになりました。
  • 問合せ定義のSQL文生成時、FROM句のテーブルに別名がある場合にこれまで「AS」を付けていましたが、ORACLEはFROM句に「AS」が付くとエラーになるため付与しないよう対応しました。ビュー定義も同様に対応しました。
  • スキーマ違いで同名のテーブル・ビューを使用しているビューをインポートすると以前はエラーになりましたが、インポートできるように対応しました。
  • ビューインポート時に特記事項に「Qualifiers[スキーマ名]」という書式でスキーマ名を取り込まれるよう改善しました。
  • 問合せ編集画面の「参照テーブル」タブに結合条件用の副問合せを追加できるようになりました。
  • 画面項目タブにおいて、テーブルコントロールの属性やパネル設計時の子コントロールなどにインデントを付けて表示できるように改善しました。
  • ビューインポート時の別名必須エラーが厳しすぎたため、別名が無くても問題ないケースはなるべく必須エラーとしないよう改善しました。
  • ビューインポート時のエラー詳細画面をサイズ変更できるよう改善しました。
  • 同期の同期画面で表示されるメッセージに同期開始と同期終了を追加しました。
  • バージョンアップしたDBからキャッシュしていないシステムを開く時のレスポンスを改善しました。

不具合

  • ビューインポート時にFROM句のカンマが消えてしまう不具合を修正しました。
  • Administrator権限の無いユーザが試供版インストーラ起動時にアプリケーションエラーが発生する不具合を修正しました。
  • 問合せ編集画面で連結方式文字列(UNION等)の文字が消える場合がある不具合を修正しました。
  • ビューインポート時のSQL解析でテーブル別名宣言時と使用時で大文字小文字が異なる場合にエラーが発生するケースがあったため修正しました。
  • ビューインポート時に、SELECT句の属性別名が「 “” 」で囲まれていて、ORDER BY句にも「 “” 」で囲んだその属性を指定するとエラーになる不具合を修正しました。
  • 画面イベントが大量にある場合にスクロールしていくと、途中からグレーアウトされ表示されなくなる不具合があったため、グレー領域をクリックすれば表示されるよう修正しました。
  • 問合せ編集画面で画面サイズを変更してショートカットキーで行を追加するとレイアウトが崩れる不具合を修正しました。更新項目定義も同様に修正しました。
  • 問合せ編集画面で行が多くなるとレイアウトが崩れ、上部の行が表示できなくなる不具合を修正しました。更新項目定義も同様に修正しました。
  • 処理変数に設定したクラスの属性への参照をオブジェクトリンクとして記述し、同期するとアプリケーションエラーが発生する不具合を修正しました。
  • DDL出力時、属性別名に「 ( 」または「 ) 」が含まれていたら「 “” 」で囲むよう修正しました。

前バージョン(Ver 1.8.4)からの変更内容
APサーバー

クライアントアプリケーションの修正に伴いAPサーバーも変更になりました。Ver 1.8.4以前のクライアントからは接続できません。

前バージョン(Ver 1.8.4)からの変更内容
サイト管理

変更ありません。

前バージョン(Ver 1.8.4)からの変更内容
DBツール

機能強化に伴いリポジトリDBの構造を変更しました。Ver 1.8.4以前のクライアント・サーバーアプリケーションからは接続できません。