Verasym System Designer Ver 1.8.0を2016年10月17日にリリースしました。
今回のリリースでは、新機能13件と改善9件と不具合15件の修正をしました。
ぜひこのリリースバージョンをご利用ください。
内容については、以下をご覧ください。
リリースバージョン
クライアント |
Ver 1.8.0 |
APサーバー |
Ver 1.8.0 |
サイト管理 |
Ver 1.8.0 |
DBツール |
Ver 1.8.0 |
前バージョンからの変更内容
前バージョン(Ver 1.7.5)からの変更内容
クライアント
新機能
-
オブジェクトリンク機能が追加され、VisualStudioのインテリセンスやEclipseのコード補完のように、VSSDの画面定義や帳票定義中のイベントや処理記述の文章中でCtrl+Spaceキーを押下する事で、ドキュメント内のオブジェクトや他のドキュメントを一覧から選択可能となりました。選択結果はハイパーリンクとして表示されます。もちろんリンク先に変更があれば変更通知機能で把握・反映が可能となっています。
-
Ver 1.7まではサーバー側のリポジトリデータベースとクライアントのアプリが常に設計情報を読み書きしていましたが、Ver 1.8では端末のローカルディスクにリポジトリのクローンをキャッシュすることで速度を大幅に向上しました。また、ネットワークから切断された状態でもローカルキャッシュを使用してオフラインでの作業が可能となりました。オフラインで作業した内容は、次回サーバに接続した際に同期されます。
-
画面や帳票、バッチ定義などの問合せ定義・更新項目定義で使用しているテーブル・ビュー定義の情報をもとに、CRUD表を自動生成できるようになりました。
-
現在開かれているドキュメント内の特定の文字列を検索・移動するドキュメント内検索が可能となりました。
-
プロキシに対応することでAWSやAzureなどのクラウド環境に構築されたVSSDサーバに社内LANから接続可能となりました。
-
ドキュメント内のページ(下タブ)の移動を戻る・進むボタンで辿れるようになりました。
-
画面定義でレイアウト⇔項目間をショートカットキーで移動可能になりました。
-
問合せ定義でロックについて定義できるよう機能強化しました。
-
更新項目定義のテーブルに別名が付けられるようになりました。
-
更新項目定義の属性タブ、条件タブで副問合せを設定できるようになりました。
-
ドキュメントの上タブにドキュメント操作用の右クリックメニューが追加されました。
-
起動時にスタートページが表示されるようになりました。今後はバージョンアップの度にスタートページから最新情報をお知らせして参ります。
-
フォルダー編集可否を決める権限を新たに追加しました。
改善
-
画面イベントや処理詳細などのアウトラインエディターの1段落に1000文字しか入力できない制限を無くしました。
-
ドキュメント出力機能の対象バージョンにExcel2016が追加されました。
-
紐付け候補選択の関連ドキュメント検索機能をローカルDBのシステムでも使用できるよう対応しました。
-
問合せ詳細画面に「行コピー」機能を追加しました。
-
問合せ詳細画面に「副問合せコピー」機能を追加しました。
-
画面定義のレイアウトタブにおいて、データ表示機能でテーブルコントロールのチェックボックスセル、ラジオボタンセルに値が表示できない不具合を修正しました。何か値があったらON、空白の場合はOFFになります。
-
誤操作抑止のため、オブジェクトエクスプローラーの右クリックメニューから、システム削除メニューを削除しました。システム削除を行う場合はメニューバーの「システム」メニューから実行してください。
-
画面定義のレイアウトタブにおいて、表示データ設定の画面上でCtrl+Aでの全文字列選択ができるよう改善しました。
-
これまでは2GBを超えるファイルは送受信できませんでしたが、通信方法を変更し送受信できるようになりました。
不具合
-
バッチ定義の処理フロータブに関連付けられたドキュメント(ファイル定義など)を変更し不整合が発生した際、バッチ定義側で不整合解消操作を行っても不整合が解消されない不具合を修正しました。
-
バッチ定義などで問合せをコピーした際、副問合せ内の連結文字列(UNION等)がコピーされない不具合を修正しました。
-
問合せタブで副問合せ内に設定したテーブル・ビューが基本情報タブの「使用テーブル」に表示されない不具合を修正しました。
-
問合せ詳細画面の「並び順」タブにおいて、「下へ移動」ボタンで行を一番下まで移動すると行選択が先頭行に移ってしまう不具合を修正しました。
-
ラベル定義で行を追加しラベルID設定後、右下の並び順を変更するとアプリケーションエラーが発生する不具合を修正しました。
-
不整合が発生しているチェックインドキュメントを開いてチェックアウトすると、名称ルールが2重に適用されてしまう不具合を修正しました。
-
データモデル作成ウィザードの2ページ目において、「テーブル追加」ボタンからテーブルを選択後、再度「テーブル追加」ボタンを押すとアプリケーションエラーが発生する不具合を修正しました。
-
画面定義の問合せにおいて、副問合せに画面項目を設定した後にパラメータタイプを設定しても、副問合せ内に設定した画面項目がクリアされない不具合を修正しました。
-
画面定義の問合せにおいて、副問合せに継承画面の項目グループの項目を設定して保存した後、継承画面を削除してからドキュメントを開き直すと、設定した項目が削除されてしまう不具合を修正しました。
-
問合せ詳細画面で「グループ化」タブなどに「自属性」を設定後、その属性や参照テーブルを削除しても設定した自属性がクリアされない不具合を修正しました。
-
問合せ詳細画面の「参照テーブル」タブでテーブルを追加したあと行移動を行った後、再度テーブル追加すると行の並び順がおかしくなる不具合を修正しました。
-
問合せ定義の「グループ化」タブには複数の属性は設定できない仕様ですが、行間のドラッグ&ドロップで属性を複数設定できるようになっていたため修正しました。
-
問合せ定義の副問合せで使用しているテーブル・ビュー属性を削除すると不整合が発生しますが、不整合を反映してもその副問合せの属性を使用している箇所にその変更が反映されない不具合を修正しました。
-
問合せ詳細画面の「結果タイプ」に項目グループを設定後、基本情報タブよりその項目グループを修正・削除しても問合せ側の結果タイプが更新されない不具合を修正しました。
-
テーブル定義でインデックス・制約を作成して一度保存し、タイプが空の状態で再度保存しようとすると保存できない不具合を修正しました。
前バージョン(Ver 1.7.5)からの変更内容
APサーバー
クライアントアプリケーションの修正に伴いAPサーバーも変更になりました。Ver 1.7.5以前のクライアントからは接続できません。
前バージョン(Ver 1.7.5)からの変更内容
サイト管理
前バージョン(Ver 1.7.5)からの変更内容
DBツール
Ver 1.8での機能強化に伴いリポジトリDBの構造を変更しました。Ver 1.7以前のクライアント・サーバーアプリケーションからは接続できません。