VSSD保守サポート

Ver 1.7.2 リリースノート

2016.04.11

Verasym System Designer Ver 1.7.2を2016年04月11日にリリースしました。
今回のリリースでは、新機能15件と改善16件と不具合17件の修正をしました。
ぜひこのリリースバージョンをご利用ください。
内容については、以下をご覧ください。

リリースバージョン

クライアント Ver 1.7.2
サービス Ver 1.7.2
サイト管理 Ver 1.7.0
DBツール Ver 1.7.0

前バージョンからの変更内容

前バージョン(Ver 1.6.3)からの変更内容
全体

新機能

  • Ver 1.6まではクライアントアプリケーションから直接データベースに接続する構成でしたが、Ver 1.7ではクライアントアプリケーションからサーバアプリケーションへとHTTPまたはHTTPSで接続し、サーバアプリケーションからデータベースに接続する3層化対応を行いました。
  • インストーラーに同梱する.Net Frameworkを4.0から4.5.2に変更しました。

前バージョン(Ver 1.6.3)からの変更内容
クライアント

新機能

  • Ver 1.6以前のモックアップはIEの互換モードONでのみ動作保証していましたが、Ver 1.7からはIE11の互換モードOFFで動作するよう変更し、また、Chrome、Firefox、Edgeでも動作するよう機能を拡張しました。
  • 画面レイアウトタブ表示時・モックアップ出力時・ドキュメント出力時にデータ表示が可能になりました。モックアップ出力時にはデータが設定されていたら必ず表示されますが、画面レイアウトタブ表示時はツールバー、ドキュメント出力時はシステムプロパティでデータ表示有無を選択できます。
  • 参照ドメインはドメイン作成時にしか設定できませんでしたが、後からでも設定または変更できるよう機能拡張しました。
  • 画面・帳票・バッチ定義に「起動パラメータ」タブを追加しました。
  • 画面・クラス定義同様、帳票・バッチ定義にも「変数定数」タブを追加しました。
  • 「起動パラメータ」タブ、「変数定数」タブ、「処理」タブの「パラメータ」「変数定数」、画面・帳票の「項目グループ」において、クラス定義と関連付けできるよう機能拡張しました。関連付けられたクラス定義に変更があった場合、不整合通知されます。
  • 「問合せ」「更新項目」の詳細画面で、「パラメータタイプ(Inputの型)」「結果タイプ(Outputの型)」として、クラス定義や項目グループ(画面・帳票定義のみ)を設定できるようになりました。
  • 「更新項目」タブの種別が「追加」の時、問合せ結果を追加できるよう機能拡張しました。
  • 画面・バッチ・クラス定義同様、帳票定義にも「更新項目」タブを追加しました。
  • 画面定義同様、帳票定義でも「項目グループ」が設定できるようになりました。

改善

  • サイト連携中にもドキュメントが削除できるよう改善しました。
  • 動作保証環境にWindows10を追加しました。
  • 項目・属性タブ系の「追加」「削除」「上へ移動」「下へ移動」等の操作ボタンをアイコン形式に変更しました。
  • 項目・属性タブ系のグリッドに対し、操作ボタンに対応した右クリックメニューを追加しました。
  • 画面定義のレイアウトタブで「テーブル」「タブコントロール」「ツリービュー」の編集画面をコントロールのダブルクリックで起動出来るようにしました。
  • 画面定義の「変数定数」タブの「区分」を「種別」に変更しました。関数定義、クラス定義も同様に修正しました。
  • 画面定義のイメージコントロールに指定出来るファイルサイズを5MBまでに変更しました。
  • 画面遷移図で画面上部にあるコントロール上部同士にコネクト線を引くと画面外に線がはみ出ていましたが、極端にはみ出ないようにコネクト線位置の計算方法を変更しました。
  • 画面遷移図のコネクタの接続先をつけ直す方法がわかりづらかったため、操作方法を変更しました。業務フロー、イメージドキュメント、バッチ定義も同様に修正しました。
  • 画面定義のズーム率の変更ボタン(+・−)を10%単位に変更しました。イメージドキュメント、業務フロー、データモデル、画面遷移図、帳票定義、バッチ定義も同様に変更しました。
  • 帳票定義の「Barcode」、「2DCode」コントロールに「コード種別」プロパティを追加しました。
  • オブジェクトエクスプローラーでシステム選択時、ステータスバーに接続先情報やシステムの状態が表示されるよう対応しました。
  • 帳票の処理名重複チェック時、非表示になっている継承先帳票の処理と重複した場合にわかりづらかったため、エラーメッセージを変更しました。画面定義、クラス定義も同様に変更しました。
  • モックアップ出力時遷移先が複数登録されている場合、遷移先選択画面が表示されていましたが、画面遷移図で設定したイベントアクション(遷移orポップアップ)のみ表示するように変更しました。
  • イメージドキュメントのテキストボックスの文字数制限を1000バイトから1000文字に変更しました。業務フロー、バッチ定義、画面遷移図、データモデルも同様に変更しました。

不具合

  • 問合せ定義でビュー定義を使用している場合、参照テーブル属性ツリーに表示されているビュー属性の順番が正しくない不具合を修正しました。
  • 問合せの関連処理が、主問合せと副問合せで別の処理が選べるようになっていたため、副問合せでは処理が関連処理は選べないよう修正しました。
  • 画面定義でプロパティグリッドをアルファベット順に並び変えた状態で項目IDを変更するとアプリケーションエラーが発生する不具合を修正しました。帳票定義も同様に修正しました。
  • システムタイプがWebの画面モックアップ出力でグリッドの固定列数が最大列数以上の場合、固定列を設定せずに出力するように修正しました。
  • 画面定義の問合せタブでSelect句に副問合せを定義する時に複数の属性を取得できてしまっていたため、単一属性のみ取得できるように修正しました。ビュー定義、問合せ定義、クラス定義も同様に修正しました。
  • 画面定義で設定しているラベルドキュメントが削除され、画面定義で不整合を解消した時に基本情報タブに設定されているラベルドキュメントが解除されない不具合を修正しました。帳票定義も同様に修正しました。
  • データモデルの使用テーブル一覧からテーブル定義、ビュー定義を参照する時に、参照するドキュメントが削除されているとアプリケーションエラーになる不具合を修正しました。
  • イメージドキュメントのズーム率を変更すると、テキストボックス内の文字サイズが倍率以上に拡大・縮小されてしまい、表示される文字数が変わってしまう不具合を修正しました。業務フロー、バッチ定義、画面遷移図も同様に修正しました。
  • イメージドキュメントのズーム率を10%単位で変更するとコネクタの形状が変更さてしまう不具合を修正しました。業務フロー、バッチ定義、画面遷移図も同様に修正しました。
  • 帳票定義のレコード内にある複数のコントロールがレコード上のマイナス座標に移動できてしまう不具合を修正しました。
  • 帳票定義のレコード内にある直線を移動すると移動時のクローンがずれて表示される不具合を修正しました。
  • 問合せ編集画面で並び順の項目がドラッグで別の行に移動できてしまう不具合を修正しました。
  • テーブルインポート時に属性行数のエラーチェックを行っていなかった不具合を修正しました。ファイル定義、ビュー定義のインポートも同様に修正しました。
  • イメージドキュメントで複数オブジェクトをコピーした時に、順序がコピー順によって変わってしまう不具合を修正しました。
  • テーブル定義でインデックスタイプを指定せずにインデックスを作成し保存し、その後インデックス名を変更して保存するとエラーになるケースがあったため修正しました。
  • 版保存したシステムを開く時にオブジェクトエクスプローラー上で関数定義がシステムの直下に表示されてしまう不具合を修正しました。
  • ラベル定義作成ウィザードで参照システムのラベルが選択できないようにしました。

前バージョン(Ver 1.6.3)からの変更内容
サービス

クライアントアプリケーションの修正に伴いサービスバージョンも変更になりました。対応サービスバージョンが異なるクライアントからは接続できません。

前バージョン(Ver 1.6.3)からの変更内容
サイト管理

新機能

  • サイト接続先追加時にクライアント用の接続先URLを作成する機能が追加されました。クライアント側で接続先登録をする際に接続先URLを指定するだけでリポジトリDBに接続することができます。
  • サーバーへの接続プロトコルをHTTPまたはHTTPSから選択できるようになりました。
  • サーバー名の変更・接続ポートを変更するAPサーバー名変更ツールが追加されました。

改善

  • 管理コンソールページの背景色を変更し、サイト管理と見分けやすくしました。

前バージョン(Ver 1.6.3)からの変更内容
DBツール

Ver 1.7での機能強化に伴いリポジトリDBの構造を変更しました。Ver 1.6以前のクライアント・サーバーアプリケーションからは接続できません。