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汎用機からマイグレーションされたCOBOLの課題!汎用機からのマイグレーションリソースの罠:DCR X-Analysis News<084>

株式会社第一コンピュータリソース

2021.01.06

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汎用機からマイグレーションされたCOBOLの課題!
汎用機からのマイグレーションリソースの罠 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

◆◇◆ DCR X-Analysis News ◆◇◆

はじめに、新型コロナウィルスに罹患された皆様、感染拡大により様々な影響を受けている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

あけましておめでとうございます。
今年も「DCR X-Analysis News」をご購読賜り、厚くお礼申し上げます。新しき年、皆様のご要望により一層お応えできるようさらに精励してまいります。
本年もご厚誼のほど、お願い申し上げます。

「IBM iシステムのモダナイズ」または「IBM iシステムのオープン化」を検討されている皆様に、参考となるバックナンバーを再構成して紹介させて頂きます。
今回のテーマは、「汎用機からマイグレーションされたCOBOLの課題!」をお送りさせて頂きます。

■汎用機からマイグレーションされたリソースに課題が発生する原因
今回は、IBMもしくは国産メインフレームでCOBOL資産を保有する企業が、IBM iへマイグレーションし運用している場合の課題となります。
IBM iは、COBOL資産の開発・運用が可能です。よって、COBOL資産のマイグレーション先、メインフレームのダウンサイジング先として、最適なプラットフォームと言えます。
只、ファイルシステムのアーキテクチャの違い等、言語以外の相違点が存在しますので、元のソースコードの改変を少なくするために、この相違を吸収するプログラムやファイルを準備しコンバージョンを行うことが一般的ですが、これにより初めからIBM iで開発したCOBOL資産では、あまり起こり得ない課題を抱えることとなります。

■汎用機からマイグレーション時の発生課題の例
課題は、そのマイグレーション時の手法によって傾向が違いますが、以下の課題が弊社のお客様で発生しました。

〇ファイルフィールドが全てプログラム内部定義である。

  • ①フィールドの変更に伴い、対象フィールドを持つファイルに関連する全てのプログラムソースコードを調査し、内部定義フィールドの変更が必要になる。
  • ②QUERYやSQLを使ったアプリケーション開発ができない。
  • ③論理ファイルを使用できず、ファイルアクセスの効率化を計れない。

〇メインフレーム独自の外部ファイルアクセス方式(VSAMなど)を使用したCOBOL

  • ①システム資産を生かすため、代替するコントロールプログラムを作成し、その代替プログラムとDB2 for i がコントロールプログラムを通じて、業務プログラムはアクセスします。
  • ②上記①の事由によりプログラムオブジェクトがアクセスしているファイルをIBM iコマンドで取得できず、ソースコードを分析するしかないため、様々な仕様に関わる調査作業、文書作成作業に時間がかかる。

〇DCR プロフェッショナルサービスによる解決
DCRでは、プロフェッショナルサービスの一環として、X-Analysisの応用及びリポジトリを使用した「内部定義情報の抽出サービス」及び「プログラムのファイルレファレンス改訂サービス」を実施しております。
このサービスはお客様の状況により、準備及び調査にかかる工数が変わるため、都度見積となります。

<内部定義情報の抽出サービス>
X-Analysisの応用としてストラクチャチャートやデータフローを表現する元データとなるリポジトリテーブルを補正します。

本課題で使用するX-Analysisの情報(元データ)としては、以下が挙げられます。

  • ①COBOL PICTURE句テーブル
    COBOLソース内のPICTURE句に記載された変数定義をデータ項目に似せたリスト形式で格納しています。COPY句で記載されているものも、COPY句メンバーとCOPY先メンバーの関連情報を持ちソースコード全体として網羅しています。
  • ②リポジトリテーブル
    • ・レファレンステーブル
      プログラムとプログラムの呼び出し関係、プログラムのファイルアクセスの情報を格納しています。
    • ・パラメーターテーブル
      プログラム呼び出し時のパラメータの変数名、格納値を保存しています。

<レファレンステーブル補正ツール>
上記のリポジトリテーブルを用いた調査ツールはお客様の要件に合わせて開発を行い、調査結果とともに納品いたします。(Java実行形式、SQLテキスト等)
又、X-Analysisのフィールド影響分析機能を使用して、変更フィールド群の影響先を特定し、実際に変更が必要な箇所を整理した結果を納品いたします。

https://www.dcr.co.jp/x-analysis/solution05.htm

■お客様のサービス導入効果事例①

  • 目的:内部定義情報のDDS化によるファイルフィールド定義の改訂
  • 対象:全てのファイル
  • 規模:約4,000のファイルと約6,000のプログラムオブジェクト数
  • 効果:1日で内部定義情報の抽出とDDS化に必要な整理を完了、DDSソース作成とコンパイルを含めて1か月で作業を完了した。

※データ移行は、この作業後に計画・実施を行った。

お客様のサービス導入効果事例②

  • 目的:ファイルアクセス情報の改訂
  • 対象:全てのプログラムレファレンス情報
  • 規模:約3,000のファイルと約7,000のプログラムオブジェクト数
  • 効果:パラメータテーブルからメインフレームの索引ファイル代替プログラムに対する各プログラムのファイル名を格納したパラメータ情報を抽出し、2週間で整理を完了。整理した情報をデータ化し、DCR補正ツールでレファレンスデータを補正を行った結果、代替プログラムを介さない形でX-Analysisクライアントからストラクチャチャート等が表示されるようになり、X-Analysisを用いた調査効率が更に向上した。

■IBM i 専用ソリューション『可視化・分析ツールX-Analysis』の
リモートセミナー(Zoom使用)実機を使用して実施中。
ご都合の良い日時をこちらまでご連絡下さい。

Mail : X-Analysis-info@dcr.co.jp

■次回予告

次回(2021/1/20号)は「改変後にQRYが正常動作しなくなった!」をお送りいたします。

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お待たせしました。X-Analysisクライアントが日本語表記対応されました。
より使いやすくなったX-Analysisを是非ご検討ください。
詳しくはこちらまでお問い合わせください。
https://www.dcr.co.jp/x-analysis/
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