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IBM i(AS/400)を継続利用しながらモダナイゼーションするには?:DCR X-Analysis News<057>

株式会社第一コンピュータリソース

2019.10.16

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DCR X-Analysis メールマガジン NO <057>
第57回 IBM i(AS/400)のレガシーの正体 ①
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◆◇◆ DCR X-Analysis News ◆◇◆

本号より「IBM i(AS/400)を継続利用しながらモダナイゼーションするには?」というタイトルで新シリーズをスタートさせていただきます。

今回は「IBM i(AS/400)のレガシーの正体 ①」というテーマで初回を送らせていただきます。

■モダナイゼーション(近代化)の捉え方の変化

2010年代に入り、それまでのメインフレームのマイグレーションからオフィスコンピュータのマイグレーションが企業課題として取り上げられ、数多くのプロジェクトが立ち上がりました。一種のブームとも言えます。またオープン系システムへのマイグレーションの新しい呼び方としてモダナイゼーションも捉えられ使用され始めた年代とも言えます。
只、2010年代も半ばを過ぎると、モダナイゼーションをその和訳である「近代化」として真意で捉えるユーザー企業が増えてきました。これは逆を返すと「IBM iのレガシーの正体」に気づき始めてきたとも言えます。

■IBM i(AS/400)のレガシーとは何か?

では、IBM i(AS/400)の構成要素から何がレガシーか探っていきましょう。
本号では、モダナイゼーションで良く問題にされる(古いとされる)ハードウエア、OSをテーマに分析してみます。

  • ①ハードウエア
    現在、ハードウエアはPower Systems(パワーシステムズ)と呼ばれ、搭載されたRISCマイクロプロセッサであるPowerは、その性能の高さから多くの世界的な新企業でも使用されています。
    このPower Systemsは、従来のSystem i(AS/400専用機)およびSystem p(AIX専用機)を統合した後継サーバーであり(2008年4月発表)、IBM i OSの他、AIX、LINUXが稼働します。
    システム全体で最大160(コア当り最大10)の論理区画(論理パーティション、LPAR)を作成でき、同時に前述の複数のOSを起動できます(高度な仮想化環境を構築できる)。
  • ②IBM i OSと基盤ソフトウエア群
    開発言語は、RPGやCOBOLでしか開発できないというイメージを持たれがちですが、従来からC、C++を使うことができ、JAVAもその登場から間もなく実装されています。
    また、現在においては、Python、R言語などの使用を可能とする機能強化を計っており、Gitなどで、そのソース管理が従来型言語も含めて可能となってきています。
    更に開発環境はEclipseなどの標準的なIDE(統合開発環境) を使用でき、Visual Studioも使用できる親和性を有しています。
    また、RDBMSはOSに内包されており、他のOSやアプリケーション開発基盤との操作性を共通化するためにデータはEBCDICだけでなくUTF-8に対応しており、データベース作成やアクセスにおいては業界標準のSQLを使用でき、ODBC、JDBCなどで他社DBと全く変わらない使い方ができます。
    更にJOB管理、リソース管理、ユーザー管理などは純正のGUIツール(iSeries Navigator)でWindows環境から実施できます。

■ハードウエアとOSからの考察

今回はハードウエアとOS及びその基盤ソフトウエア群を分析しましたが、どうもこれらはモダナイゼーション済で、オープン系とされる他のサーバー、OS、基盤ソフトウエアと、そのオープン性は変わらす、むしろ性能が高い分野もあるように見受けられます。
では、IBM i(AS/400)のレガシーの真の正体は何なのでしょうか?

※次号に続きます。

■次回予告

次回(2019/11/6号)は「IBM i(AS/400)のレガシーの正体 ②」をお送りいたします。

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