社員インタビュー　川口祐生 | 新卒・キャリア採用サイト

就職活動を振り返ってください。

文系出身者にもチャンスが広がるのが決め手に。

就職活動が始まった当初は、地元の愛知県の商社などの営業職に就こうと考えていました。しかし、同じ路線ばかり見ていると視野が狭まると思ったことから、それまで視野に入れていなかった業界にアンテナを広げたところ、たまたまDCRの採用ホームページを発見。ITは文系出身には縁遠い世界だと思い込んでいましたが、よく募集要項を読んでみると研修のカリキュラムが充実しており、学部学科を問わずに活躍できる可能性があるのがわかりました。
面接に進むと、役員のみなさんが気さくな人ばかりで、技術系企業に抱いていた堅苦しいイメージが一転し、社風の良さに魅かれるものがありました。結局、他のIT企業には一切、応募しないまま、DCRへの内定を承諾しました。

新人時代はどんな仕事に携わっていましたか？

自分なりの視点から課題に挑み一つひとつを乗り越える。

入社後は3か月間にわたる新人研修を通して、同期20人とともにJavaやSQLなどを学び、オラクルのベンダー資格なども取得しました。未経験だった私も、なんとかある程度のベースとなるものは身に付けられたとは思います。
その後、まずはエネルギー会社のWebサイト制作を担当。研修で基礎は学んだとはいえ、実際に仕事として向き合うとなると勝手が違う部分が多く、先輩に「どこがわからない？」と聞かれても、「すべてわからない」と返すほかない状態でした。そんな中でも場数を踏もうと積極的に仕事に向き合うのはもちろん、先輩に質問をする前に自分の中で「なぜそうなっているのか」を考えるようにしながら自分を高め続けてきたつもりです。

現在の仕事内容は?

会社としてほぼ初挑戦の分野を果敢に開拓。

さまざまな企業の会計などの基幹システムとして用いられているERPパッケージソフトウェア「SAP」に関するプロジェクトに携わっています。
大手企業を中心に基幹業務システムの定番として使われているSAPですが、実は当社ではほとんど手掛けた経験がなく、2020年に異動になった時点では周囲に有識者というべき人材がいない状態でした。にもかかわらず、先輩と私の2人だけでSAPにトライすることになりましたので、初期段階では研修も兼ねて別会社のプロジェクトに参加しながら、一つずつ積み重ねて来ました。企業の根幹を担うシステムだけに、その開発では実に多くの人が関わっていくことになります。
私自身、コミュニケーションは得意な方でしたから、人と人の間にしっかりと立って、スムーズに物事を進めていくのを心掛けました。

仕事で感じるやりがいは？

お客さまの感謝の声が何よりのモチベーションに

直近では大手科学メーカーで導入されているSAP関係のシステムの保守管理を任されています。担当している機能が物流倉庫に関わっているのですが、この分野に明るい人間がプロジェクト内は当然のこと、業界全体を見渡しても少ないだけに、今まで以上に手探りの中で仕事を進めている感覚です。
苦労しているからこそ、自分がお客さまのニーズを伺って改修した機能がリリースされ、無事に動いている様子を見たときの達成は格別です。タイミングが合えば、利用していただいたお客さまから「ありがとう」と感謝の声が聞こえてくることもあり、モチベーションもぐっと高まっていきます。

今後の目標は？

リーダーシップを発揮してSAP事業を盛り立てていきたい。

SAP担当となって3年が経ちました。以前は小さなチームだったこの部署も、10名近くのエンジニアが集まるようになり、手探りで始まったSAP事業もしっかりと形になってきたのがよくわかります。その中で目指しているのは、周囲の人たちに頼ってもらえる人材になること。上司たちの仕事を見ているとコミュニケーションの質が高いからこそ、メンバーからの信頼が厚く、チームをスムーズに動かしている様子が伝わってきています。
私も上司の立ち居振る舞い方を参考にしながら、社内外の人から「川口と一緒に仕事をしたい」と言ってもらえるようなリーダーシップを発揮したいと思っています。将来はSAPのコンサルタントとして活躍できるように資格取得も視野に入れています。弊社でのSAPの先駆者としてこれからも頑張っていきたいですね。